2005年12月28日 (水)

あなたにとっての「今年の漢字」は?

12月12日、財団法人日本漢字能力検定協会から「今年の漢字」が「愛」と発表されました。
協会では、1995年より毎年、その年を表す漢字一字を募集し世相漢字を決定しているそうです。毎年、この時期、京都の清水寺の貫主様が、堂々たる文字で揮毫される報道がなされますので、皆さんもご存知だと思います。
ちなみに、1995年からの「今年の漢字」を並べてみると次のとおりです。

1995年「震」、1996年「食」、1997年「倒」、1998年「毒」、1999年「末」、2000年「金」、2001年「戦」、2002年「帰」、2003年「虎」、2004年「災」、そして2005年「愛」。

本当にその年その年の世相を表しているなあと、感心します。
2000年以降を思い返してみると・・・。
2000年「金」、オリンピックでの金メダルラッシュに沸きました。額に汗するアスリートたちからは、素直な感動を分けてもらえます。
01年「戦」、米国同時多発テロがありました。ワールドトレードセンターの崩落には背筋が凍りました。その後も、世界各地でテロとの戦いが尽きることなく続いています。日本人でテロの犠牲になった方もいて、心が痛みます。
02年「帰」、北朝鮮に拉致された皆さんの帰国。しかし、今も未解決な問題が山積です。
03年「虎」、阪神の18年ぶりの優勝。この年の統一地方選挙から、「マニフェスト」が選挙に登場です。私も4月に知事選挙に当選しました。しかし、気掛かりなのは今も混乱が続いているイラク戦争が始まったのは3月でした。
04年「災」、大型の台風や地震などの天災が続きました。災い転じて福となすという願いも、むなしかったようです。
そして05年が、「愛」。紀宮さまと黒田さんのご成婚という明るい面が印象に残りました。「愛嬌」は私のモットーのひとつでもあります。2位が改革の「改」、3位は郵政の「郵」とのことです。現在の分権改革や郵政民営化は、まだまだ十分とはいえませんが、その方向には賛成です。

さて、自分自身の2005年を振り返って、私にとっての「今年の漢字」を考えてみました。さまざまな「改革」にも挑戦しつ続けてきましたし、「新たな政策」にも取り組んできました。水源環境税は「粘り強く」交渉した末に、実現にこぎつけました。
いろいろな「漢字」が頭の中をめぐりますが、その中で、私の「今年の漢字」は、

「現」。

「現地現場主義」の「現」です。4月から始めた県内行脚(あんぎゃ)「ウィークリー知事現場訪問」は12月時点で35回を数えました。沢山の問題となっている「現場」に赴きました。
その現場で、その問題に苦しんでいる人たちの「現実」の生の声に触れてきました。その声から学んで、「現」にある問題の解決に向けた「生きた政策」を組み上げる努力をしてきました。
私の持論は、政策も政治も、「現場から学べ」です。机上では、あるいはエアコンの効いた室内では、本物の政策も、血の通った政治も生み出すことはできません。

来年は、いよいよ私の任期の仕上げの年になります。
現場に立脚したしっかりとした政策、政治を引き続き実践し、マニフェストと改革の達成に向けて、さらに全力を傾けていきたいと思います。

今年一年、皆様にとってはどのような一年でしたでしょうか?
皆様にとっての「今年の漢字」は何でしょうか?

どうぞ、よいお年をお迎えくださいますよう。


財団法人日本漢字能力検定協会HP:http://www.kanken.or.jp/index.html

12月 28, 2005 日記・コラム・つぶやき | | コメント (37) |