心と心をつなごう
平成19年1月14日、神奈川総合高校多目的ホールにおいて、「神奈川ハローサミット」が、高校生24名の実行委員会の手で開催されました。「神奈川ハローサミット」は、昨年7月から始まった「心と心をつなごう あいさつリレー」の集大成のイベントです。「あいさつリレー」は、あいさつ運動のシンボル旗を、リレー方式で、県内の学校から学校へつないでいくキャンペーンです。シンボル旗も小田原城北工業高校の女子生徒お二人によるデザインでした。(平成18年12月11日のマンスリー知事学校訪問の際に、意見交換をさせていただきました。)さらに旗の制作には、NTT東日本株式会社が社会貢献で応援してくれました。このシンボル旗が、県内の県立高校・養護学校、小中学校715校を、「あいさつの心」とともにリレーをしてきたのです。
「あいさつリレー」の総仕上げが今回の「ハローサミット」です。シンボル旗の返還や各学校における運動の取組みの発表が行われました。黄色の鮮やかなシンボル旗には、715校の名前の書かれたペナントリボンが結ばれていました。
本当に素晴らしいと感心したのは、企画はもとより、会場での受付から司会などすべてを実行委員会の高校生が担当してくれたことです。先ごろ国のタウンミーティングでは大臣の誘導係の高額な費用が問題になりましたが、今回、入口から私を案内してくれたのは男子生徒のボランティアでした。礼儀正しさや誠意のこもった誘導は立派なものでした。
ここ数年、子どもを狙った犯罪や、いじめを苦にした児童・生徒の自殺など、本当に心の痛む事件が続いています。子どもたちが安心して暮らし、学べるように、私たち大人は何ができるのか、あるいは、子どもたち自身に何をしてもらえばいいのか。
その一つの提案が、昨年5月から提唱してきた「神奈川あいさつ一新(いっしん)運動」なのです。運動の基本には、「あいさつは人間社会のコミュニケーションの基本である」という考えがあります。「家庭、学校、地域社会で積極的にあいさつを交わし、そして子どもたちの元気なあいさつをほめてあげよう」と呼び掛け、さまざまな運動の輪が広がってきました。
教育委員会では、「学校」・「家庭」において児童・生徒の公共心、社会性を醸成することと、「地域社会」との連携により登下校時における児童・生徒の安全確保することを目標に掲げ、地域ぐるみ、学校ぐるみで運動を展開してきてくれたのです。
私も、横須賀市立船越小学校(平成18年6月30日)をはじめ、県立港北高校(10月2日)、横浜創英中学高等学校・京浜横浜幼稚園(11月1日)、県立旭高校(12月1日)などに出かけ、学校の校門に立って、皆さんと一緒に、朝のあいさつ運動に参加してきました。
今回の「ハローサミット」のフィナーレでは「あいさつ続行宣言」が二人の女子生徒により宣言されました。今年も生徒・児童の皆さん、保護者や教師の皆さん、地域の皆さんが手をつなぎ、心をつなぎあって「あいさつの輪」を広げてほしいと願っています。
私も、これからも朝の学校へ訪ねて行って、「あいさつの輪」に加わりたいと思います。
運動に参加してくれた皆さんへ、私からもお礼のごあいさつを送ります。
「ありがとうございました!」

